どうも、ひろみです。
テロップデザインって難しいですよね。
✅何が正解かわからないし
✅どんなデザインをしてもイマイチだし
✅人によって感性が違うし
正解がないからこそ、
テロップデザインは奥が深いです。
テロップデザインに
正解はないですけど
不正解ならあります。
この不正解を避けるだけでも
テロップデザインの力は格段に上がります。
場面に対して
不正解なテロップをつけてしまうと
視聴者に意図が伝わりづらかったり
最悪の場合、途中で視聴を辞めてしまいます。
そうならないためにも、
テロップデザインの不正解を学び
適切なテロップを
作成できるようになりましょう。
テロップのデザインについて
知りたい方は
是非、最後までご覧ください。
”ダサい”テロップって何?
そもそも、
ダサいテロップとは何でしょうか?
人によって感性が違うのに、
共通して
”なんかダサい”
と思われるのはなぜでしょうか?
この理由として、下記の原因があります。
✅自分自身の好みを反映しすぎている
✅クライアントの求めていることが
反映できていない
✅視聴者への配慮が出来ていない
例えば、
↓のようなテロップはどうでしょうか?
これは視聴者に配慮できていない例として
作成しました。
画面下の方に「エッフェル塔最高!」と
書いてあるのですが、
読みづらいですよね。
理由としては、地面の白色と
テロップの白色が
同化しているからなんです。
これが「ダサいテロップ」の正体です。
それでは不正解のテロップデザインと
それに対する改善点を
合わせて紹介していきましょう。
配色
まず、配色です。
先ほどの例のように
映像で使用されている色を
テロップの色に使うと
背景と同化してしまうので
おススメできません。
改善するなら
↓の画像のように改善しましょう。
「”ダサい”テロップって何?」の画像から
黒の境界線を追加しました。
これにより背景の白色と区別がつき、
可読性が上がります。
境界線を付ける際のルール
ここで境界線を付けるときのルールを
お伝えします。
境界線を付ける際も
不正解になる配色があります。
NG例とOK例で見ていきましょう。
原色と原色
↓NG例
↓OK例
テロップに原色
境界線に原色を使うと、
見てわかる通り、目がチカチカします。
原色のテロップを使いたい際、
境界線は淡い色を使うようにしましょう。
明るいと明るい
↓NG例
↓OK例
パステル調の明るい色同士を
テロップと境界線に適用すると
テロップと境界線の境目が
わからなくなってしまいます。
境界線に明るい色を適用したい場合は
テロップの色を
濃い色にするようにしましょう。
暗いと暗い
↓NG例
↓OK例
「明るいと明るい」と同様に「暗いと暗い」も
テロップと境界線の境目がぼやけてしまって
わからなくなります。
暗い色を使用したい場合は、
どちらか一方を明るい色にしましょう。
フォント
フォントの種類も場面によっては
不正解となるフォントがあります。
それではNG例とOK例を見ていきましょう。
↓NG例
↓OK例
NG例で使用しているフォントは
「レゲエOne」というフォントで
ツッコミとかによく使用されます。
ですが、今回の桜の背景に
「レゲエOne」の
刺々しいフォントを使用すると
完全に浮いてしまっています。
OK例で使用してるフォントは
「源ノ明朝」です。
桜から連想するものとして
✅卒業式
✅入学式
✅可憐な
✅儚い
を連想しました。
ですので、教科書などで使用されている
きちっとした明朝体を採用しています。
大きさ
テロップの大きさも重要事項です。
↓NG例
↓OK例
NG例だと、『イタリア料理教室』と
開催日の文言の大きさが同じになっています。
これでは、
どちらをメインに伝えたいかがわからず
視聴者がパッと見で理解できなくなります。
OK例は『目立たせたいこと』
『重要なこと』である
『イタリア料理教室』の文字を大きくし
開催日の文字を小さくすることで
パッと見た時に何が重要であるかが
わかるようになっています。
おまけ:Prではテロップデザインの限界がある
テロップデザインをするとき
Premiere Proでは
✅テロップに単色
及びグラデーションを付ける
✅境界線をつける
✅背景をつける
✅シャドウを落とす
などが可能ですが、
これだけだと
どうしても表現の幅に限界があります。
ですが、Photoshopでは
✅テロップを立体的に見せる
✅奥行きを出す
なんてことも出来ます!
「もっと凝った
テロップデザインをやりたい!」
という方は
Photoshopにも挑戦してみてください。
まとめ
テロップデザインの
不正解についてご紹介しました。
冒頭でも述べた通り、
テロップデザインに正解はありません。
ですが不正解になる要素はたくさんあります。
それは、
✅配色であったり
✅フォントの種類であったり
✅大きさで会ったり
理由は様々です。
これらを回避するだけでも
テロップデザインは良くなります。
テロップデザインの世界は
とても奥が深いです。
私もデザイン性を上げるために
他の方のテロップデザインを参考にしたり
デザインの本を読んだりして
日々精進しています。
『デザイン』というのは
一朝一夕で身につくものではありませんので
他の人のデザインを真似てみたりして
たくさん練習していきましょう!
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
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